【ファン失笑】X JAPAN史上最悪の紅 MSG前哨戦 横浜アリーナ「紅に染まれない夜」

先に言わせていただきます。

私は熱烈なX JAPANファンですが、今回の記事では盛大にディスります。

不快に感じられる方は、そっとブラウザを閉じていただけると幸いです。

X JAPAN WORLD TOUR 2014 at YOKOHAMA ARENA

時は2014年9月30日~2014年10月1日

X JAPAN WORLD TOUR 2014 at YOKOHAMA ARENA

と題して、来る2014年10月12日、“世界で最も有名なアリーナ”としても知られる、米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでのコンサートの前哨戦が行われました。

チケットはS席 13,000円と外タレか?!と思うような高額代金にも関わらず、わずか数時間で完売し、転売によって数倍の値段で取引されていたほど、ファン待望のライブでした。

セットリスト

1.Miracle

2.JADE

3.Rusty Nail

4.Silent Jealousy

5.Beaneath The Skin

6.DRAIN

7.紅

8.HERO

9.Born To Be Free

10.Forever Love

11.I.V.

12.X

13.ENDLESS RAIN

14.ART OF LIFE

X JAPAN WORLD TOUR 2014 at YOKOHAMA ARENAの位置付け

この当時のX JAPANは海外進出に向けて順調に歩んでいるように見えました。

約2週間後に迫るマディソンスクエアガーデンでのコンサートでは、当時アジア人バンド最高の1万5000人を収容するなど、復活は成功と言えるまでの活動をしていました。

マディソンスクエアガーデンをゴールと捉えた時、日本でのコンサートはいわゆる「前哨戦」と捉えられても仕方ないですし、それでも数少ないX JAPANのコンサートが見たいという思いで、ファンは参戦するんですよね。

手抜き感①JADE~Rusty Nail

復活後、わくわくしないセットリストが続く中、ファンは「今回はマディソンスクエアガーデンの前哨戦だから、いつものセットリストで仕方ないよね」と繰り返されるセットリストでも、コンサートをしてくれるだけありがたい、と自分を納得させ、参戦していました。

特にJADE~Rusty Nail「これは違う」感を感じていたのは私だけではなかったはずです。

やはりRusty NailはAmethystから続いてこそだと。

Miracle単体の壮大なオープニングは、フェス等で他バンドからスイッチした際にも「X JAPAN感」に吸い込まれる強いテーマ性を感じますが、MiracleからJADEに入ると途端にがっかりしたのを覚えています。もちろんJADEが嫌いな訳ではないのですが「またか~」と思ってしまうんですよね。

手抜き感②JADEの気持ち悪いアレンジ

当時のX JAPAN(YOSHIKI)はファンの合唱をむやみに煽る傾向がありました。

Miracleの長いオープニングが終わり、さあやっとToshIの歌が聞ける!!となり、ある一定のところまで曲が進んでいくと、ある事件が起こります。

JADEは実質1曲目ですよ?

それにも関わらず、ラストの大サビ「ツタタタタタテテテドドド♪」のお決まりの6連符ドラムと共に、伴奏が止まります(苦笑)

これにはファンも焦ります。

えむゆ~
えむゆ~

「え?事故じゃないですよね?」

いいえ、これはいたって真面目な合唱あおりのアレンジです。

ここで、ToshI「カモーーン!!」と共に、「はぁ?!」と思いながらやる気のない合唱を混乱しながら歌うファン達。

このアレンジに手応えを感じたのか、JADEは今後もこのアレンジが継続します。

カラオケで披露したら失笑を買いましたね(笑)

ファン失笑 伝説の「紅」

何度も言いますが、ファンは前哨戦と分かってはいながらも「1万3000円」を支払っています。

今からお伝えする「紅」は、もはや”事故”と言っても差し支えないと思います。

「喉を温存する」というのは、本番を控えるにあたりひとつのテーマだったと思います。

実はこのコンサート、9月30日の1日だけの予定が、あまりにも反響があり急遽10月1日も追加したという、実にファン思いな側面を持ったコンサートでした。

なので、”多少”の手抜きに関しては仕方ない部分もあるかな?と覚悟はしていました。

しかし、この紅だけは”多少”の手抜きという言葉では許されない。

一言で言うのであれば「1万3000円のカラオケ」でした(苦笑)

ここから先は、下記の元の歌詞を見ながら、読んでいただけると幸いです。

XJAPANさん『紅』の歌詞

ToshI様がご発声になられた部分

冒頭の英語)SUGIZOバイオリンソロ~YOSHIKIピアノアレンジVerからスタートの為歌わず

「紅だ~」(テンション低め)

「くおぉ」(テンション低め)

Aメロ)嵐吹く

Bメロ)

間奏)「なかなかいいぞ~!」(は?(# ゚Д゚))

ファンたちは目一杯合唱しているものの、ToshIのあまりの歌わなさに違和感を覚える。

Aメロ)人波に 消えていく

Bメロ)

ギターソロ)「行くぞ~」(テンション低め)

ここで違和感は確信に迫る。「これは手を抜いているなと」

サビ)紅~

間奏)「ウワァァ!!」(うわぁって言いたいのはコッチだよ!!!)

ドラムソロ)「YOSHIKIっ!」

サビも「くれない~」しか歌わなかったことにより、ファンの怒りが爆発。

途中まで合唱していたファンも歌わなくなり、ファンのテンションが低くなると同時に、合唱のピッチも下がりグダグダになりました。途中「歌えよ!!」という言葉や、半ばあきらめたかのような失笑が生まれ始めます。

Bメロ)お前は走り出す 何かに追われるよう

    俺が見えないのか すぐそばにいるのに

歌うか歌わないかが、ToshI本人の判断か、あるいはYOSHIKIの判断かは分かりませんが、流石の空気に耐え切れなくなり、Bメロをフルで歌うToshI(笑)

サビ)紅に染まっクォアアア!!

   もう二度と

サビ2)紅に染まったこの俺を 慰める奴はもういない

    もう二度と、と・・・ 

    叫び続ける~~~~

ここの部分は判断が難しいです。というのも、ちゃんと歌っている時でも、このパートは大体こんなもんだからです(笑)。

こうなってしまった原因として、ひとつは、単純にToshIの加齢により、X JAPANの曲全体のキーが高すぎることにあると思います。これに関して、YOSHIKIは一環として「自分の限界のキーより、少しだけきついキーで歌う声が、一番素晴らしい」と言っていることから、致し方ない部分かと思っています。

しかしそれらを加味したうえで、ファンはこう思いました。


「叫び続けてね~だろ!!!」

サビ3)うわぁああ!紅っ

    もういない

    「お~い!」

    閉ざされた愛に向かい 叫び続ける~

サビ4)慰める奴は

    「おりゃ~!」

まとめ

・X JAPAN WORLD TOUR 2014 at YOKOHAMA ARENAはマディソンスクエアガーデンの前哨戦であった

・チケットは1万3000円

・全体的に手抜き感があった

・その筆頭が紅だった

以上を踏まえて、皆様はどうような感想をお持ちでしょうか。

私はこのコンサート参戦後、ある意味興奮が冷めず、友人とのカラオケで「紅 横浜アリーナVer」と称して披露しまくり、結構な笑いを取れました(取れたと思っているだけかも・・・)

権利の問題で残っているかわかりませんが、こちらのYouTube動画で視聴することができます。紅は48分頃からです。※2022.5.8現在視聴可能

・実際に現場にいたファン

・ファンではないけど視聴をしてみた人

様々な方と感想を共有出来たら嬉しいです!

実際には以下のライブように、かっこいい紅が沢山ありますので、興味が湧きましたら視聴してみてください!


THE LAST LIVE

文字通りX JAPANのラストライブを収めたDVDです。

完全版以前のバージョンには、最後のTHE LAST SONGが収録されておらず、代わりにENDLESS RAIN時に、YOSHIKIのHIDEの死に対する思い、その当時のX JAPANへの思い、そしてVioletUKの活動状況等がボーナストラックとして組み込まれています。

解散を目の当たりにして、もうX JAPANとは会えないと思ったファンに対する、ささやかなプレゼントのように思います。この解散とHIDEの死を経験しているからこそ、ファンは今のX JAPAN、YOSHIKI、ToshIの活動状況に対して寛容なんでしょうね。


DAHLIA TOUR FINAL

YOSHIKIのヴィジュアルが最高にいいです。

解散の約半年前ということもあり、重苦しい空気感を感じることができる1作となっています。


青い夜・白い夜

1994年の年末2DAYSを収めた作品。

このコンサートを境に、今のX JAPANに近い形に落ち着いたなといった印象を受けます。

12月30日の青い夜は攻めたセットリストが印象的で、12月31日には今後の基盤となるセットリストが出来上がったと感じます。


RETURNS

1993年の年末2DAYSを収めた作品

X JAPANというより、まさに”X”を感じられるセットリストになっており、実現不可能と言われた30分の名曲「ART OF LIFE」を聞ける作品となっています。

今となってはART OF LIFEの安売りが甚だしいですが、未だに映像としてART OF LIFEが見られるのは、このRETURNSだけですので、おすすめです。

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