他人との駆け引き
前回の記事は以下を参照下さい。
「営業は向いてない?!」引きこもり学生の新卒就職活動(営業職の面接編)前回、営業職を受ける決心をしたえむゆ~少年。
2次面接・グループディスカッションになると、自分だけでなく周囲の人間との駆け引きが始まります。
私は人事をしたことが無いですし、会社によって求める人材は違う為、一概には言えませんが、営業マンの立場で一緒に働きたい人を考えると「コミュニケーションが取りやすい人」となるかもしれません。
グループディスカッション
グループディスカッションを語る上で、下記の役割が必ずと言っていいほど出てきます。
・リーダー
・タイムキーパー
・発表者
これらを最初に決め打ちしていくのは危険です。
役割につくかつかないか、周囲の状況を冷静に見極めながらの判断が必要となります。
当日組み合わせになるまで、どこの誰と組むかも分からない、いわゆる「ガチャ」状態になる為、若干ではありますが運の要素も必要になりますね。
私の経験上、役割を決め打ちして「では、私が〇〇をやります」と言ってくる人が毎回いたので、周囲の人間とのパイプ役になることを意識して臨むようにしていました。
正直な話をすると、グループディスカッションでは落ちたことが無かったので、過去に日記を読んでも、特段気にしている様子はありませんでした。
・散らかった会話の軸を元に戻す
・話してない人に振る
・話過ぎている人から会話を取り上げる
・最終的に発表までにグループとしての答えを出す
この4点を意識すれば、極端に悪い結果にはならないと思います。
ごく稀に、周囲の空気を読まず自爆テロを行う「メガンテ使い」に遭遇します。
※これは有名なRPGゲーム、ドラゴンクエストに出てくる魔法のひとつで、自爆をすることで周囲を巻き添えにする魔法「メガンテ」から取られたネーミングです。
人事が気付いてくれて注意してくれる時もありますが、上記4点を注意してやり過ごすしかありません。運が悪かったで済まないかもしれませんが、運が悪かったと開き直ることも重要です。
2次面接(単独面接とグループ面接)
2次面接では、感じた手応えと結果が比例することが多かったです。
私が受けた企業のほとんどが、2次面接以降も単独ではなく複数人での面接だったので、通る人間、通らない人間の判断基準を学ぶことが出来ました。
2次面接からがなかなか進まなかった。
グループ面接はうまく通過できる(人の面接を見て「こいつしゃべりすぎだな~とか、こいつに合わせようって判断できるから)
単独面接だと、聞かれていること以上にしゃべり過ぎている自分に気づいた。
面接での返答は「できるだけ短く・簡潔に」と言われて実践しているつもりだったけど、全く出来ていなかった。
面接官「学生時代頑張ったことはなんですか?」
えむゆ~「高校時代から続けているレストランでのアルバイトです。私はアルバイト先で責任者を務め~」と回答していた時は、面接をパスできないことが多かった。
ただ一言「アルバイトです」と言ったとき、面接官は「どんなアルバイトですか?」と聞いてきた。
これが会話・コミュニケーションなんだと思った。
2009.03.25 えむゆ~日記より
判断基準を近くに置くことで、面接をコントロール出来ているあたり、かなりの場慣れを感じますが(笑)
それはさておき、単独面接の際に質問に対して話過ぎていたことを反省点にあげていますね。
実際は企業の社風や人事の在り方によるところも大きいですが、面接官も人間なので、会話のキャッチボールが出来るかどうかの方が、会話の内容よりも重要なのかもしれないですね。
俺が見つけた面接の極意は、自分の話す量と面接官の話す量を、できるだけ「5対5にする」ということ。
ようするに「面接官にしゃべらせれば勝ち」なのである。
それが面接だ。
2009.04.17 えむゆ~日記より
なにやら偉そうに書いていますが、10年以上経って読み返した今も、変わらずそのように思います。
失敗・挫折を多く繰り返してきたえむゆ~少年にとって、最終的に辿り着いた面接の極意。
「面接官にしゃべらせれば勝ち」
今後も実践していく価値がありそうですね!
次回は最終回。3次面接と最終面接・内定編を投稿します
恐らく次回で、一旦就職活動に関しての投稿が完結すると思います。
その後は社会人になってからの、失敗談・成功談などを赤裸々に投稿していきたいと思っています。
長文にお付き合い頂き、有難う御座いました。