なぜ、営業職が嫌だと思ったのか
前回の記事は以下を参照下さい。
「営業は向いてない?!」引きこもり学生の新卒就職活動(自己評価と他己評価編)ここで改めて、営業職の何が嫌だと思ったのかを振り返ってみましょう。
・数字に対するノルマを達成できないと「怒られる」
・お客様から「怒られる」
・お酒を飲まない、タバコを吸わないと接待が出来ないので「怒られる」
・その他・・・残業が嫌だ、土日休めないetc・・・
えむゆ~少年はプライドが高く、人に評価されることを極端に嫌っていたので、
自分が本気を出して、その結果物事が上手くいかずに「怒られる」ことを極端に嫌がった結果、営業職が嫌だと思ったんですね。
学生のイメージからしても、営業マンはいつも怒られている感じがしませんか?まさにそのイメージを毛嫌いしていたんですね。
実際に営業マンを続けていると、やはり怒られるのが仕事みたいなところはありますよ。
でも「心の筋肉は鍛えられる」ので、耐性が付いていきます。
この耐性を持つことで、人生の生きやすさが大幅に改善したと思っています。
営業職に的を絞って、就職活動をリスタート
就職活動を早めに初めていたこともあり、60社落ちた段階でも、まだまだ就職活動自体が始まっていない企業も多かった為、早速片っ端からエントリーしました。
何か今までの反省(企業分析等)を生かせていない気もしますが、とりあえず止まっているよりは動いた方が良い、と思うことにしましょう。
営業職での就職活動は初めてだったので、一旦は企業の規模は関係なく、説明会に参加する毎日でした。
これまでの活動で「受かるはずはない」と分かっていながらも、
様々な企業の社員に会うことは決してマイナスにはならないと思っていたからです。
その中の1つに「ソフトバンク」がありました。
1次面接通過、面接の手応えが格段に上昇
ソフトバンクの説明会参加前、東京国際フォーラムに集められました。
そこで孫正義氏の演説を聞くことになるのですが、
その意識の高さに参ってしまい
社会人って怖いなぁ・・・。
と改めて痛感させられたのを覚えています。
孫正義氏が仰っていた
「5年後に成りたい姿、10年後に成りたい姿、15年後に成りたい姿を逆算して今の行動を変える」
というのは、社会人生活においても重要な考え方です。
実際社会人になってからも、昇格試験の際には
「お前は5年後どうなっていたい?」と欠かさず聞かれます。
これ、中堅サラリーマンになった今でも
いやいや、5年後のことなんて分からんよ!!
と思う自分がいますね。。。
話が脱線してしまいましたが、結論から言うとソフトバンクの1次面接を受け
初めて1次面接に通りました。
しかもここを皮切りに、エントリーを営業職に変えた途端、
10社以上連続で1次面接をパスすることができました。
朝メールを見たらソフトバンクの1次面接通過してた!
1次面接は悪いやつを落とす
2次面接は良いやつを通す
ここから一気にハードルが上がってバッタバッタ落ちていくぞ~~
2009.02.25 えむゆ~日記より
1次面接をパスした嬉しさを隠しきれていませんね(笑)
しかしながら、1次面接・2次面接の在り方に関しては非常に的を得ていると思います。
つまり、これまでに60社落ち続けたということは、
完全に「悪いやつ」認定をされており、スタートラインにも立ててなかったんですね。
(もっと早く気付こうよって話ですけど・・・)
ニコニコして、でかい声出せば、1次面接はパスできる
相変わらずスケジュール帳もびっしり、分刻みのスケジュールで1次面接を受けにいっていたえむゆ~少年。
今思うと無駄な動きなのは明白ですが
やはり無駄や回り道というのは、それをした人間にしか出来ない経験なので、私は良かったと思っています。
20社くらい2次面接へのストックが溜まったあたりでは、ろくに企業研究もせず、とにかく面接をこなしていました。
それでも合格できたのは「挨拶」「笑顔」「声量」がしっかり使えていたからだと思います。
人の印象はファーストインプレッションで決まってしまいますし、それを判断するのは数秒です。
私も先輩社員として就活生を相手にすることがありますが
「挨拶」「笑顔」「声量」があれば、悪い印象は持ちません。
多少言ってることがおかしくても
ま、それも愛嬌か!社会人になって勉強していこう!!
くらいにしか思いませんからね。
次回は、2次面接~グループディスカッション編を投稿します
ここまでくると、いよいよ就活のスタートラインに立ったな!という感じですね。
営業職に関しては、嫌なイメージを払拭できていなかったものの
面接に通り始めたことで「自分が必要とされている」と思えるようになったこと。
また、資格も技術もない文系大学生は営業マンを目指すしかない、と割り切ったことで前向きに捉えるようになりました。
特に面接に受かり始めたことが大きかったです。
小さい成果ですが、大きな1歩でしたからね。
次回は、2次面接からグループディスカッションについて投稿致します。
長文にお付き合い頂き、有難う御座いました!