2022年3月31日
約1か月のリリース延期を経てリリースされた「EXTASY VISUAL SHOCK」
リリースが発表された時、皆さんはどう思いましたか?
「なんか怪しいゲームだなぁ」
「クオリティ低そうだなぁ」
「集金目的か?」
あまり良いイメージを持った人はいなかったのではないでしょうか。
X JAPAN・LUNA SEA・GLAYの組み合わせは、VISUAL JAPAN SUMMIT、LUNATIC FEST.などでもお決まりとなっていますが、どうしても「金と利権の匂い」が消えずに惜しい組み合わせに感じます。
そんな3組が繰り広げるリズムゲーム「EXTASY VISUAL SHOCK」以下「EXTAV」
どんなゲームなのか?
面白いのか、つまらないのか?
実際にプレイしてみた感想を記載します。
参加バンド
2022年4月現在
参加バンドはX JAPAN、LUNA SEA、GLAY and moreとなっています。
不思議なことに、X JAPANからは「YOSHIKI」「PATA」「HEATH」の写真しかなく、「ToshI」の姿がありません。
内情を知っている人は「またか・・・」と思ったのではないでしょうか。
ここ数年、X JAPANとしての活動は行われておらず、WE ARE X(通称I AM YOSHIKI)が放映されたころからYOSHIKIとToshIの関係は悪化し、ToshIのX JAPAN参加は都度契約と噂されていました。
こういう不明瞭なところも「集金目的か?」と疑いたくなる要素の1つですね。
今回も都度契約で良いので「and more」として登場して欲しいものです。
そして、なんでも仕事を引き受けることで有名な、河村隆一さん。
短い文章なのに、あからさまにカンペを見直しながらコメントしているんですよね(笑)
本当にファンですし、ソロのアルバムもほぼ全て持っているのですが、あえて言わせてください。
「うさんくさいです(笑)」
ゲーム内容
比較的スタンダードなリズムゲームになっています。
「バンドリ」をプレイしたことがあれば、すんなりと入り込めると思います。
この手のゲームは、リズムゲームとしてのクオリティが低く、インタビュー動画やカード収集による集金がメインになりがちですが、「EXTAV」はリズムゲーム要素だけを見てもゲームとして成り立っています。
難易度に関しても他のリズムゲームとそん色無く、HARD以上なると普段リズムゲームをプレイしない人にとっては、かなりのハードルになると思われます。
知ってる曲でリズムゲームが出来たら楽しいだろうなぁ
を体現したゲーム、と言っても差し支えないと思います。
チュートリアル
この手のゲームをプレイする際気になるのは「リセマラ」が可能か?ですよね。
結論か言うと「可能」です。
チュートリアルは10分程度と比較的長めです。
YOSHIKIが進行役になって、ゲームを案内してくれるのが実にシュールです。
オープニング、ダウンロードと同じような動画を複数回見せられる・・・いや、魅せていただけるので、チュートリアルは少し退屈に感じてしまいます。
リズムゲーム自体のスコア獲得に、ゲームの技術の他に「カードの強さ」が加わる為、今後長く遊ぶのであれば、リセマラをしてもいいかもしれません。
プレイした感想
ゲーム内容にも記載しましたが、リズムゲームのクオリティが高く、面白いです。
リズムゲームはライブ映像をバックに、ライブ音源をプレイする形になり迫力があります。
※リズムゲームのスコアに拘ってくると、ライブ映像がじゃまになり消す人もいます。
私は初期メンツの中では、やはりX JAPANが好きなので、X JAPANの曲からプレイしました。
譜面に関しても
「お~!ちゃんと音楽分かってる人が作ってそうだな」
「X JAPANのファンが作ってるな!」
というのが伝わる良い譜面だったと思います。
一方で、1曲が長い・・・というデメリットも感じました。
1曲が5分近くあるので、12曲プレイしたら、あっという間に1時間経過です。
そして個人的な感想にはなりますが
・かっこよさを重視するあまり、インターフェースが分かりにくい
・ロードが気持ち重く、全体的にもっさり感がある
とも感じました。
それらデメリットを許容できるのであれば、十分に楽しめますし、楽しんだあかつきには、お布施をしてみても良いのではないでしょうか。
課金要素はカード収集にあります。
5枚のメインデッキ+5枚のサブデッキ、合計10枚のデッキを組んでリズムゲームをプレイします。
当然レア度が高いメンバーは、能力が高く、プレイの結果以上に高得点を取れるカードとなります。
イベントごとに、各バンドの各メンバーの高レアカードが出現するとなると、コンプリートを求める場合、かなりの課金が必要になるでしょう。
有償3000ジェムでSSR以上確定ガチャ10枚分を引ける設定になっており、これは大体3,600円を払って10枚のカードを引くということなので、私個人としては「たっけぇなぁ・・・」と思ってしまいました。
しかし、無償ジェムでもかなりの枚数のカードを引くことができますし、私自身無償の10連を5回引いて、SSR JIROを2枚引き当てることができました。
「いきなりダブりかよ!!!」とは思いましたけどね。
今後の展望
リリースからほぼ毎日、何かしらの更新が継続しています。
登録曲数も定期的に増えており、このペースで増えていくのであれば、楽しみが広がります。
ライブがメインになるので、例えば「紅 ~THE LAST LIVE Ver」と「紅 ~横浜アリーナVer~」など、同じ楽曲のライブ違いをプレイすることも出来るかもしれませんね。
「紅~横浜アリーナVer」について詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。
【ファン失笑】X JAPAN史上最悪の紅 MSG前哨戦 横浜アリーナ「紅に染まれない夜」個人的には「and more」のバンドなのか、それともメンバーなのか、そこも気になるところです。
普段リズムゲームをしない人にとっては、ちょっと敷居が高いのも事実です。
X JAPAN・LUNA SEA・GLAY
を純粋に好きな人たちと、リズムゲームの親和性がどこまで高いのかはわかりませんが、インタビュー動画やカード収集を目的にプレイする人たちの存在を考えると、案外多くの人間を巻き込んだゲームになるかもしれません。
以上、EXTAVを複数日プレイした感想をお届けしました。
長文お付き合いいただき、有難う御座いました!